世界一ぜいたくな子育て 欲張り世代の各国「母親」事情 (光文社新書)
世界一ぜいたくな子育て 欲張り世代の各国「母親」事情 (光文社新書)
長坂 道子

定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 44489位
おすすめ度: 
発売日: 2005-05-17
発売元: 光文社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
子育てにそんなに深刻にならなくても....
「子育てにそんなに深刻にならなくてもいいじゃん」「もっと肩の力を抜けば」と
いう結論を、筆者自身がかなり深刻に悩んだ結果の研究、およびその成果として
この本ができあがったように思われます。
色々な子育て本が冒頭の結論を出すわけですが、アプローチとしては「ズボラな
子育てでいこう」とか「マイペースでいこう」といった作者個人の経験や主観から
導かれるものであることが多いように思います。
この本では、作者自身の経験は最低限述べるにとどめて、世界中の子育て経験者の
インタビューを通じて様々な価値観があることを読者に教えます。また、近代以降の
子育ての価値観を歴史的に俯瞰し、筆者の考察を加えています。
読めば読むほど、現在の日本の子育てに対する価値観が絶対ではないことが
分かってきます。インタビューの対象者がバラエティに富んでいるのがおもしろく、
できれば続編でアジアやアフリカなど、今回対象にならなかった地域の子育て
価値観も知りたいものです。(「贅沢な子育て」にはならないかもしれないけど。)
著者の結論はありきたりですが、著者の労力に星4つです。
女性向けの本だったと思う。いろいろな文化の違いが見えたのは良かった。
西洋のいくつかの国と日本から、それぞれ代表的なというか、ステレオタイプなというか、適当に母をピックアップして、聞いたお話をまとめた本。
筆者の個人的な感想があちらこちらに顔を出すので、ドキュメントと思って手にとってはいけないと思う。
色々違う国で、色々違う考え方、子育てがあるのを知ることには、日本の子育てのルールやしがらみを飛び越えるためには、それなりに意味があると思った。
この本を子育て中の女性(生まれたては忙しいから、妊娠中?)が読んだら、少しは子育てに対して気が楽になるのかもしれない。
Wet Blanket
その視点・筆致に惹かれ、かれこれ10年以上著者の作品を追ってきた。彼女が女性誌に連載していたエッセイを繰り返し読んでは子育て真っ只中の自分をリフレッシュさせたことを思い出す。当時の「大人と子供」というタイトルの文章を調査で裏付けし、詳述してくれているような内容。
文中で挙げられる所謂「由利子」式子育てに激しい違和感を覚えながら、3児の子育てを日本で(そして奇しくも一時期はジュネーブ近郊のフランスで)行ってきた身には実に興味深く、共感できる内容であるだけに、どうにも残念。
外国語に堪能な著者であればこそ、日本語表現にも細心の注意を払って欲しい。加えて、光文社の編集者・校閲者にも。
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